【オール電化住宅の救世主】深夜電力を最大限に活かす!IH・エコキュート家庭のための賢い電力プラン選びと節約術

電気

「オール電化住宅って光熱費が高くなりそう…」

「IHもエコキュートも便利だけど、電気代が心配…」

そんな風に思っていませんか?

確かに、ガスを一切使わないオール電化住宅では、暖房、給湯、調理のエネルギーをすべて電気でまかなうため、電気料金が家計に占める割合は大きくなります。しかし、オール電化住宅には、電気料金を劇的に安くできる「秘密兵器」があるんです。

その秘密兵器こそ、「深夜電力」を格安で使える電力料金プランです!

この記事では、オール電化住宅、特にIHクッキングヒーターやエコキュートをお使いのご家庭が、深夜電力プランを最大限に活用して電気料金を大幅に節約するための、電力プランの選び方から具体的な節約術まで、徹底的に解説します。

この記事を読めば、あなたも深夜電力を味方につけ、快適で経済的なオール電化ライフを送るヒントが見つかるはずです。

なぜオール電化住宅は「深夜電力プラン」がお得なの?

オール電化住宅に住んでいる、または検討しているなら、多くの電力会社が提供している「時間帯別電灯契約」や「オール電化向けプラン」といった名称の料金プランを耳にしたことがあるかもしれません。

これらのプランがなぜオール電化住宅に特に有利なのか、その理由は電力消費のパターンにあります。

電気料金は一日中同じではない?時間帯別料金の仕組み

多くの電力会社では、電気の使用量に応じて料金単価が変わる従量電灯契約が一般的です。しかし、時間帯別料金プランでは、電気を使う「時間帯」によって料金単価が大きく変わります。

  • 昼間(ピーク・昼間時間): 電気を使う人が多い時間帯(主に日中)は料金単価が高めに設定されています。
  • 朝晩(朝晩時間・オフピーク): ピーク時間ほどではないけれど、ある程度の需要がある時間帯は中間の料金単価です。
  • 深夜(夜間時間・深夜時間): 電気を使う人が最も少ない時間帯(主に夜22時~翌朝8時頃)は、料金単価が他の時間帯に比べて格段に安く設定されています。

この「深夜の料金が安い」という特徴が、オール電化住宅の大きなメリットと結びつくのです。

IHとエコキュートが深夜電力と相性抜群な理由

オール電化住宅の主要な設備であるIHクッキングヒーターとエコキュートは、多くの電力を消費します。しかし、これらの設備は深夜電力プランのメリットを最大限に引き出せる特性を持っています。

  • エコキュート: エコキュートは、主に深夜の安い時間帯に自動的にヒートポンプでお湯を沸かし、貯湯タンクに蓄えておきます。昼間はこの貯めたお湯を使うため、電気代の高い昼間に多量の電力を消費することを抑えられます。この「夜間にお湯を沸かす」という仕組みが、深夜電力プランにまさにうってつけなのです。
  • IHクッキングヒーター: IHクッキングヒーター自体は使う時間帯を選びませんが、調理のピークは夕食時など、昼間~朝晩時間帯になることが多いでしょう。しかし、エコキュートで大きな電力消費を深夜にシフトできるため、IHの電力消費を含めても、トータルの電気代を効率的に管理しやすくなります。さらに、後述するような「調理の工夫」で、IHの利用時間を調整することでも節約効果を高められます。

このように、エコキュートが自動的に深夜電力を活用してくれることに加え、IHなどの他の家電も使い方を工夫することで、家全体の電力消費を安い深夜時間帯に集中させることが、オール電化住宅の電気代節約の鍵となります。

あなたの家庭に最適な電力プランを選ぶステップ

深夜電力が安いプランがお得なのは分かったけれど、具体的にどのプランを選べばいいの?という疑問にお答えします。電力プラン選びは、あなたの家庭のライフスタイルや電気の使い方によって最適なものが変わってきます。

ステップ1:今の電気の使い方を知る

まずは、あなたの家庭が「いつ」「どれくらい」電気を使っているのかを把握することが第一歩です。

  • 検針票をチェック: 毎月の検針票には、使用量だけでなく、契約しているプラン名や料金内訳が記載されています。現在の契約が時間帯別料金プランなのか、それとも一般的な従量電灯契約なのかを確認しましょう。
  • スマートメーターのデータを活用: 最近設置されているスマートメーターからは、30分ごとなど、より詳細な電力使用量のデータが取得できます。電力会社のウェブサイトやアプリと連携することで、日ごとの使用量推移や時間帯別の内訳を確認できます。一日のうちで最も電気を使っている時間帯はいつか、エコキュート以外に大きな電力を使っているものは何かなどを分析しましょう。
  • 家電ごとの消費電力を把握: 消費電力の大きい家電(エアコン、ドラム式洗濯乾燥機、食器洗い乾燥機など)が、どの時間帯に使われているかを意識してみましょう。

共働きで昼間はほとんど家にいない家庭と、専業主婦(夫)で日中も家で過ごす時間の長い家庭では、電気の使い方が全く異なります。自分の家庭のリアルな使用パターンを把握することが、最適なプラン選びの出発点です。

ステップ2:電力会社のオール電化向けプランを比較する

多くの電力会社(大手電力会社から新電力まで)が、オール電化住宅向けの料金プランを提供しています。これらのプランは、深夜時間帯の電気料金が安く設定されているのが特徴ですが、細かい条件が異なります。

  • 料金単価と時間帯区分: 深夜時間帯の料金単価はいくらか?昼間や朝晩の料金単価は?深夜時間帯が具体的に何時から何時までなのか?(例: 22時~翌8時、23時~翌7時など)電力会社やプランによってこの時間帯区分は異なります。
  • 基本料金: プランによっては基本料金が異なります。使用量に関わらずかかる固定費用なので、確認が必要です。
  • 燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金: これらはどのプランでもかかりますが、計算方法や上限設定の有無などが異なる場合があります。
  • 契約容量(アンペア契約など): 同時に多くの電気を使う可能性がある場合は、適切な契約容量を選ぶ必要があります。
  • 付帯サービスや割引: WEB明細割引、口座振替割引、特定のサービスとのセット割引などがあるかどうかも確認しましょう。
  • 契約期間や解約金: 契約期間の縛りや、期間内の解約に違約金が発生するかどうかも重要な確認ポイントです。

いくつかの電力会社のオール電化向けプランについて、料金シミュレーションサイトなどを活用して比較検討することをおすすめします。多くのサイトでは、現在の電気使用量データを入力することで、各社のプランに切り替えた場合の料金目安を計算してくれます。

ステップ3:ライフスタイルとプランの相性を検討する

収集したプラン情報と、あなたの家庭の電気使用パターンを照らし合わせて、どのプランが最もメリットが大きいかを検討します。

  • 深夜時間帯の電気使用割合: 現在の電力使用量のうち、安い深夜時間帯にどれくらいの割合で電気が使われているか(主にエコキュートですが、他の家電も含む)を確認します。この割合が高いほど、深夜料金が安いプランの恩恵を受けやすいです。
  • 昼間や朝晩の電気使用状況: 日中も在宅時間が長く、エアコンやIH、PCなどを頻繁に使う場合は、昼間の料金単価が高いプランだと、深夜料金のメリットを打ち消してしまう可能性があります。昼間料金が比較的抑えられているプランや、朝晩時間帯の設定が有利なプランなども比較検討の対象になります。
  • 電力消費をシフトできるか: 今後の生活で、洗濯や食洗機の使用、電気自動車の充電などを積極的に深夜時間帯にシフトできるかどうかを検討します。シフトできる余地が大きいほど、深夜料金が安いプランが有利になります。

シミュレーション結果だけでなく、実際に「このプランにしたら、〇時に△△を使わないようにしよう」といった具体的な行動変化をイメージしながら検討することが大切です。

深夜電力プランを最大限に活かす!具体的な節約術

最適な料金プランを選んだら、次は日々の生活の中で深夜電力プランのメリットを最大限に引き出す工夫を実践しましょう。

1.エコキュートの設定を最適化する

エコキュートはオール電化住宅の電力消費の大部分を占める設備です。設定を最適化するだけで、大きな節約効果が期待できます。

  • 湯沸かし時間帯の設定: 必ず、最も電気料金の安い深夜時間帯に湯沸かしが行われるように設定されているか確認しましょう。初期設定でそうなっていることが多いですが、念のため取扱説明書を確認してください。
  • おまかせモードの活用: エコキュートには、過去のお湯の使用量から必要な湯量を予測して沸かす「おまかせモード」があります。無駄な湯沸かしを防げるため、通常はこのモードがおすすめです。
  • 沸き上げ湯量の調整: 来客予定がないのに常に満タンに沸かす必要はありません。お湯の使用量が少ない時期(夏場など)は、沸き上げ湯量を「少なめ」に設定するなど、季節や家族構成に合わせて調整しましょう。ただし、湯切れには注意が必要です。
  • 昼間の追い焚き・高温差し湯を減らす: 昼間の高い時間帯に追い焚きや高温差し湯をすると、その分電気代がかかります。浴槽の断熱蓋をしっかり閉める、家族で続けて入浴するなど、お湯が冷めにくい工夫をしましょう。どうしても必要な場合は仕方ありませんが、意識することが大切です。
  • 休日の対応: エコキュートの機種によっては、休日の湯沸かし設定を変更できるものもあります。週末だけ来客が多いなど、平日と休日で生活パターンが大きく異なる場合は、設定を調整できるか確認してみましょう。

2.タイマー機能を駆使する

洗濯機や食器洗い乾燥機など、ある程度時間がかかる家電製品は、タイマー機能を活用して深夜時間帯に運転するように設定しましょう。朝起きたら洗濯が終わっている、朝食後には食器が洗い終わっている、といったように、生活リズムを崩さずに電気代を節約できます。

  • 洗濯機: 洗濯物をセットしておき、タイマーで深夜に運転開始。乾燥機能を使う場合も、深夜〜早朝の時間帯に終わるように設定します。
  • 食器洗い乾燥機: 夕食後の食器をセットし、タイマーで深夜に運転開始。
  • ロボット掃除機: 外出中や寝ている間にタイマー設定で運転させることで、深夜電力を使えます。
  • その他: 電気自動車の充電、蓄電池への充電なども、深夜電力を使うように設定することが可能です。

3.IHクッキングヒーターの賢い使い方

IHクッキングヒーターは高火力で便利ですが、その分消費電力も大きいです。深夜電力とは直接関係ありませんが、他の家電を深夜にシフトすることで、IHを使う昼間や夕方の電力消費の「相対的な割合」を抑えることにつながります。また、IH自体も効率よく使う工夫をしましょう。

  • 予熱をしない、短時間調理を心がける: 不要な予熱はせず、炒め物や短い煮込みなど、短時間で済む調理を中心にすることで電力消費を抑えられます。
  • 保温機能を活用: 作った料理を保温機能で温めておけば、食べる直前に再加熱するよりも効率が良い場合があります。
  • 圧力鍋などを活用して調理時間を短縮: 煮込み料理などは圧力鍋を使うことで加熱時間を短縮できます。

4.暖房・冷房器具を効率的に使う

エアコンなどの空調設備は、消費電力が大きい家電の代表格です。深夜電力プランを活用するためには、空調の使い方にも工夫が必要です。

  • 高効率なエアコンを選ぶ: 最新の省エネ性能の高いエアコンに買い替えることは、長期的に見て大きな節約につながります。
  • 設定温度を適切に: 夏は室温28℃、冬は室温20℃を目安に設定し、過度な冷暖房を控えましょう。
  • タイマー機能を活用: 就寝前や起床前にタイマーを設定し、必要な時間だけ運転するようにしましょう。
  • 断熱対策を徹底: 窓の断熱性を高める(二重窓、内窓、厚手のカーテンなど)、ドア下の隙間を塞ぐなど、外気の侵入を防ぐことで冷暖房効率が格段に向上します。
  • サーキュレーターや扇風機を併用: 空気を循環させることで、設定温度を少し緩めても快適に過ごせる場合があります。

5.照明をLEDに交換する

これは深夜電力プランに限らず有効な節約術ですが、家中の照明を消費電力の少ないLEDに交換することで、確実に電気使用量を減らすことができます。特に長時間点灯する場所(リビング、廊下、玄関など)から交換を進めましょう。

6.電気使用量を「見える化」する

現在の電気使用量をリアルタイムで把握することは、節約意識を高め、無駄な電気の使い方に気づくために非常に有効です。スマートメーターのデータや、市販の電力モニターなどを活用しましょう。

7.定期的に電力プランを見直す

一度最適なプランを選んだからといって安心せず、定期的に(例えば年に一度など)電力プランを見直すことをおすすめします。家族構成の変化、子供の成長、新しい家電の導入などによって、電気の使用パターンは変わります。また、電力会社も新しいプランを発表したり、料金改定を行ったりします。常に最新の情報をチェックし、その時点での最適なプランを選択することが、継続的な節約につながります。

深夜電力プランの「落とし穴」はないの?注意点

深夜電力プランは非常に魅力的ですが、いくつか注意しておきたい点もあります。

  • 昼間の単価が高い: 深夜が安い分、昼間の電気料金単価は従量電灯契約よりも高く設定されていることが一般的です。日中在宅時間が長く、昼間に多くの電気を使う生活スタイルの場合は、深夜料金のメリットを十分に享受できない可能性があります。
  • 基本料金が異なる場合がある: プランによっては、従量電灯契約とは異なる基本料金が設定されていることがあります。総額で比較検討することが重要です。
  • 急な来客など昼間の湯切れ: エコキュートのおまかせモードは過去の使用量に基づいているため、急な来客や予想外にお湯を多く使った場合、昼間の高い時間帯に「沸き増し」が必要になることがあります。これを頻繁に行うと、せっかくの深夜電力のメリットが薄れてしまいます。湯量設定を少し余裕を持つか、使用量予測機能の高い機種を選ぶなどの対策が考えられます。
  • 停電時の対応: 停電が発生した場合、エコキュートの貯湯タンクにお湯が残っていれば使えますが、電気がないためお湯を新しく沸かすことはできません。

これらの注意点を理解した上で、自分のライフスタイルに合ったプランを選択し、賢く利用することが大切です。

まとめ:深夜電力を味方につけて、快適でお得なオール電化ライフを!

オール電化住宅にお住まいのご家庭にとって、深夜電力を活用できる料金プランは、電気代を大きく左右する重要な要素です。

この記事では、

  • オール電化住宅と深夜電力プランの相性の良さ
  • ご家庭に最適な電力プランを選ぶための3つのステップ
  • 深夜電力プランを最大限に活かす7つの具体的な節約術
  • 深夜電力プランの注意点

について解説しました。

深夜電力プランのメリットを最大限に引き出すためには、単に安いプランを選ぶだけでなく、エコキュートの設定最適化、タイマー機能の活用、家電の使い方、断熱など、日々の生活の中でのちょっとした意識や工夫が非常に効果的です。

ぜひこの記事を参考に、ご家庭の電気の使い方を見直し、最適な電力プランを選んで、深夜電力をあなたの家計の味方につけてください。快適さはそのままに、賢くお得なオール電化ライフを実現しましょう!

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